こんにちは!すなふ(@sunafu35)です。
例によって、実際に行った日とブログにアップする日に相当な開きがあるのですが、行きたいと思っていた白山に、7月頭に登って来ました!
というお話。
今回、画像をクリックするとFlickrのページが新しく開きますのでご留意下さい。
白山
それでも、ヤマレコなどの行動記録を見ていて、前日に麓まで行って車中泊→翌朝早くから登り出しで、ある程度時間に余裕を持って登れそうだと判断出来たので、今回はそういう方向性で登ることにしました。
事前準備
◆白山登山のポータルサイトのほか、ヤマレコなどのページで実際の登山がどんな感じになりそうなのか調査調査・w・
また、今回は頂上から南西側、石川県の別当出合から砂防新道を通って登ることにしたので、石川県警に登山届を前もって提出。これはWebフォームから届けることが出来るので、大分お手軽です。
◆準備した荷物は、
- ザック・・・40Lの登山用。
- 服装・・・ユニクロの速乾素材の半袖フード、トレッキングパンツ、長袖ウィンドブレーカー、トレッキングソックス、スマートフォン対応の手袋、雨具、トレッキングシューズ。あと、着替え用の下着1揃え。
- 食料・・・車中泊中の夜食、朝食は省くとして。サンドイッチ、カロリーメイト2箱、アミノ系ゼリー2つ、水1.5L、ペットボトル飲料500ml 2本、ピュレグミ2袋。
- その他・・・iPhone、携帯用充電器、虫除け、ヘッドライト、軽アイゼン。
こんな感じです。ピュレグミ最近お気に入りヽ(*゚д゚)ノ
軽アイゼンは必要ないかな?と思ってみたのですが、ヤマレコを見ていると2013年7月頭では、ある程度雪渓があって、横切る必要があるようでしたので、念のため。
出発
さて、7月11日に登ると決めて天気予報や、室堂の天気情報を見ていると、随分と霧の日が続いていて、ちょっと展望が悪いかもしれないとのこと。ただ、雨は大丈夫そうなので、行ってしまうことに。グーグルさんの地図で道を決めてみると、予想運転時間が5時間ほど(下道のみ)。実際には福井市あたりで渋滞がちらほらあって、出発14:00→市ノ瀬駐車場到着21:00という、どうしてこうなった状態。
理由はいくつかあったんですが、一番の原因は・・・・
▲ちょっと見難いのですが、勝山市から157号線で北上して、33号線に入って白山の麓、市ノ瀬駐車場(車中泊目的地)に向かう道の画像です。
車中泊時の夕食はともかく、朝食と行動食を33号線近くのコンビニで買おうと思っていたので、車で順調に向かっていたら、勝山市を最後にコンビニは全く無かったという体たらくだったというわけです。33号線まで辿り着いた時点で、なさそうな気配に改めて気付いて、コンビニの場所を確認したら、南は勝山市・・・北はかんぽの郷から更に北、「ローソン 白山吉野店」までまったくないという感じ。コンビニを利用する場合は、勝山市時点で買うものを買っておきましょう(・・
また、157号線に入ってから33号線付近までは、持っていたau iPhoneでは電波がほとんど入らなくなったので、この点も注意です。また、33号線に入る「白峰」付近はなんとか電波があるものの、33号線に入ったが最後、白山から降りてくるまで電波を掴むことはありませんでした・w・
そんな訳で、多少時間をオーバーしつつ、「市ノ瀬駐車場」まで車を進めました。途中の山道、夜になって車通りがないし、真っ暗だしでけっこう怖いものがあります・・・色んな意味で。
車中泊では、とりあえず時間も21時をまわっていたので、夕食だけ食べてささっと寝ることに。
明け方3時くらいに大雨があって、これは中止かな?とビクビクしていましたが、1時間ほどで止んでくれました。
でも、寝る前に見た星空は、さすがと思うくらいの綺麗さでしたよ!まさかの、天の川まで見ることが出来ました。写真はなし!w
画像でみる登山
そんな訳でなんとかスタートがきれた白山登山は、朝4時半から開始。
食べて着替えて、市ノ瀬駐車場から少し上にある別当出合駐車場まで、さらに車を運転していきます。この時点で、もう霧・霧・霧(*-*)
スタートしてすぐ、画像の吊り橋が登場です。
この吊り橋、なかなかの大きさです。橋はしっかりしていたので、怖さはなかったのですが、高所苦手な人は、すこし苦戦しそうですね。手前側支柱の一番上にスズメバチの巣があるので、静かに通り抜けます。
▲20分ほど歩くと、登りと下りで道が分かれている地点。
▲靄がかった間から、たまに滝っぽいものが見えます。
▲霧で・・・一体何処に行くんだと思わせそうなトンネル付きの道ヽ(*゚д゚)ノ
▲2時間ほど歩くと「甚之介避難小屋」。
体力がないことも大きいですが、歩き始めはとにかくゆっくり、水分をかなりこまめに取りながら歩きます。ここまでで500mlペット1本消費。ここで思い立って、持っていたそのまま飲むタイプの細粒のアミノ酸を水に溶いてペットボトルに入れて見ることに。
・・・かなりエグい味になったので、ご注意下さい(・・
▲霧で眺望は一切なし!
▲雪渓を横切ったり、上を歩いたり。軽アイゼンは要りそうで、要らないといった感じ。
ただ、一箇所はけっこう長く横切る箇所があったので、あると不安感がなく歩けそうでした。
私は、結局使わず。
▲また、先の見えない上り階段や、
▲黒ボコ岩を通りぬけ・・・
▲いきなり広がる草原と木道。弥陀ヶ原という地点です。
この時点で、8:40。ゆっくり登ろうと思って、登り予想時間に4時間半見ていたので、けっこう早く着いた感じです。
▲ここでは、ちらっと雲が通り抜けて日が差したり。途中にベンチもあったりで、軽い食事を取っている方もいらっしゃいました。
▲弥陀ヶ原を抜けて、室堂に到着。時間は9:00。スタートから3時間半くらいでした。
ここでは、11時から13時まで、カレーなどの軽食も食べられるようです。
もう少し遅く着いて、このあたりで昼食と思っていたのですが、そのまま御前峰を目指すことに。
▲室堂から上がって1時間ほどで、今回の目的地「御前峰山頂」へ。
室堂付近にあった看板では、40分としていましたが・・・それけっこうペース早くない?と思いました。1時間見ておきましょう・・・。
▲山頂からの展望も、残念ながら霧に覆われてほぼゼロ。
たまに雲が流れて、隙間から直下の谷などは見えましたが、横を見るとやっぱり真っ白という日でした。霧と風で、体感温度もけっこう低め。ウィンドブレーカーを着て・・・温かい飲み物が欲しくなる気温です。
▲20分くらい粘りましたが、晴れてはくれなさそうなので、今回は諦めて降りることにしました(ノ_・。)
▲山頂から降りてくる時に見えた室堂。これくらいが、遠くが見えた限界でした。
▲延命水という湧き水は、黒ボコ岩から少し降りたところにありました。
登りの時は水を持っていたのでスルーしましたが、下りでは、折角なので一口頂き。
▲高山植物(ほとんど名前は分からない、知識なし)を撮ったりしながら下山。一番下の画像がクロユリというのだけは分かりました、すぐw
思ったより小さく、可愛らしい姿です。
あとがき
降ってきて、車を停めていた別当出合の駐車場に着いたのは、13:30。予定では、降りるのは15時くらいになるだろうと思っていたので、随分前倒しでした。
霧が続いたタイミングでもあり、この記事を書いている8月1日でも、かなり天候が不安定で、登るタイミングが難しそうな白山ですが、今回選んだ砂防新道は、初心者向けとしていた通り歩きやすい道で、急傾斜の地点もほぼなく、挑戦しやすいルートだと思います。
行動時間は、休憩時間を含めて8時間ほど。
車中泊だったり、登り口に行くまでが時間がかかってしまいますが、普通は高速道路を使って向かうでしょうし、近畿からでも充分向かえる山だと思いますw
さて、霧で展望がゼロだったから、さぞ残念で面白くなかっただろうと思われそうですが、個人的にはそんなこともなく。
歩き易い登山道に、滝あり雪渓あり高山植物ありで、遠くが見えなくても楽しめましたし、登っている人がこれまで登ったきた山と比べて段違いに多く、軽く声をかけたりしながら登るというのも新鮮でした。
これで展望があったら最高だっただろうなぁ・・・ってくらいで、充分楽しみながらの登山でしたよ。雨にも降られなかったしヽ(*゚д゚)ノ
なにより、2700mもなんとか登れたというのが嬉しいのですw
帰りの運転は、さすがに疲れがきて、途中で路肩に止めて仮眠。
渋滞は控えめで、予定より早く帰宅することが出来ました。
ただ残念な部分は、山に登るといつも思いますが、iPhoneで撮った写真をリアルタイムでTwitterにあげて行きたいのに、やっぱり電波ないよねってところでしょう。
あんまりタイミングがずれているものをTwitterにあげるのもなぁ・・・って思ってしまって、結局途中からTwitterでの反応がなくなってしまいます。
そんなこんなな白山初登山!
また行きたいものですが、どうなるかなぁ・・・。
それでは!最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
またヽ(*゚д゚)ノ