2012/06/10

標準機能がここまで便利!サイトデザインを変えたい初心者にこそオススメしたい、Chrome「デペロッパーツール」で驚いた!

Googleロゴ画像

こんにちは~、すなふ(@sunafu35)です。

今日は、私のようなblogger初心者(ブログは1年以上経ってるけど、カスタマイズとかするようになったのは、ここ1ヶ月半)には、思わず感動してしまった、Chromeのデベロッパーツールについてのお話を。
developer tools(デベロッパー ツール)は、簡単にいえば、サイトデザインの変化をプレビューしながら、直接HTMLやCSSの変更をテスト出来る機能です。
これが、本当に使いやすいし、HTMLのタグを覚えたりするのにもいいのです!

前書き

皆さんはブラウザは、何をお使いでしょうか?IEOperaFirefoxChromeSleipnir、その他、色々な派生ブラウザなんかも含めると、相当な量がありますが、Chromeは、順調にシェアを伸ばしているようです・・・以前ほどの勢いはないようですが。


順位ブラウザシェア推移備考
1IE54.05%微減
2Firefox19.71%下落傾向
3Chrome19.58%上昇傾向
4Safari4.62%微減
5Opera1.57%微減
2012年5月ブラウザシェア - Net Applications報告

さて、デペロッパーツール(これ、総称でいいのかな?)は、IEにもありますし、FirefoxではFirebugというアドオンで殆ど同じような使い勝手のものが使えるらしいのですが、Chromeを使っていて初めて気付いた機能でもあるので、私としてはやっぱりChromeを薦めるわけです。


起動方法

まず、デザインの変化を試してみたいサイトを開いた状態で、
  • 「キーボードのF12を押す」か、
  • 「Chromeのツールバーの歯車ツールから>ツール>デベロッパーツールをクリック」、
または、サイト内の適当な場所で右クリックをして、
  • 「要素の検証をクリック」
というパターンで起動することが出来ます。

Chromeのツールバーからの起動画像
ツールバーからの起動手順
Chromeの右クリックメニュー画像
右クリックからの起動

起動後の画面構成

デベロッパーツール画面画像
起動後の画面

起動すると、ウィンドウの下部分にデベロッパーツールの画面、ウィンドウ上部分は元のサイト画面という構成になります。
アルファベット見てもわかんないし・・・と思わず、少し画面を見てみてください。

デベロッパーツールを使うようになると、テンプレートHTMLをいじる時の理解がグッと深まります。
私が理解しているといえるレベルなのかは別問題です!


デベロッパーツールの画像ですが、
  • 1.) HTMLの表示
  • 2.) CSSの表示
と大きく分かれて表示されています。
まず、これだけで大きく前進です。


HTMLソース部分をクリックする

さぁ、HTMLソース表示から、どこでもいいのでクリックしてみましょう。コードの左にある▲マークをクリックすれば、どんどん階層が展開していきますよ。

デベロッパーツール説明画像1
HTMLソースを選択して、該当部分を確認

まずは、『div class="tabs-outer"』をクリックしてみました。
すると、画像のように、サイトの元画面での該当箇所がハイライトされて、指定されているサイズが一緒に表示されます。
これで、HTMLの「tab-outer」というクラスが、ページリストの部分であることが分かりますね。

HTML部分の該当箇所がわかりやすくハイライトされるため、HTMLの「この部分はなんだろう?」という疑問が次々解決していきます!


また、逆に、サイトの画面側の適当な場所で「右クリック>要素の検証」をクリックすると、
デベロッパーツール説明画像2
サイト側からの右クリックで一発ジャンプ!

どんなに深い階層にあっても、該当部分を選択した状態にジャンプしてくれますよ!


CSSの確認

さて、ここで同時に表示されるCSSについて説明するのに、分かりやすそうな箇所を選択してみます。

デベロッパーツール説明画像3
記事タイトルを選択。

画像のように、記事タイトルを選択してみると、「post-title entry-title」という「h3 class」の箇所に該当することが分かります。

そして、デベロッパーツール表示の右側には、
デベロッパーツール説明画像4
CSS表示部分

適用されているCSSが表示されますので、状態の確認が容易です。

さらに!

ここは、表示されているだけじゃないんです!

デベロッパーツール説明画像5
チェックを外すと
デベロッパーツール説明画像6
該当部分が変化!

このように、CSS部分のチェックボックスから、チェックを外すと、サイトの表示部分に反映されます。画像では、paddingを消してみたところ、そこはかとなく残念な見た目に。


更に、チェックボックスでON/OFFするだけでなく、直接数値を変更したり、あらたにスタイルを追加することも可能です!


たとえば、
デベロッパーツール説明画像7
フォントサイズの部分を
↓↓↓
デベロッパーツール説明画像8
30pxに変更!

すると・・・

BEFORE
デベロッパーツール説明画像9
↓↓↓
AFTER

画像が大きくなっただけではないのでご注意下さい・w・

もちろん、この変更は、HTMLファイル自体に変更を加えている訳ではなく、プレビュー的変更と思って下さい。ここでいじり倒して、気に入った結果だけを「HTMLの編集」とか、「カスタムCSS」に追加していけばいいのです。


そしてさらに!

ここでは新しくスタイルを自分で追加することも出来ますが、これがまたいいんです!

入力には、CSS表示内の適当な場所をクリックすると、入力モードになりますが、
デベロッパーツール説明画像10
新たに入力も可能
デベロッパーツール説明画像11
border関連のタグが一覧で表示
デベロッパーツール説明画像12
borderで10pxの実線を入力
デベロッパーツール説明画像13
すぐに結果が確認出来ます

こんな変更が、プレビューを見ながら確認出来るのが最大の魅力です。

管理画面からの「カスタムCSSの追加」だと、プレビューは基本的にトップページですから、その他のページや、参考にしたいサイトのページなどでも色々試せるのがとても勉強になります。

ここで、気に入ったスタイルを決めて、最終的にCSSに追加するものを決めてしまいます。


HTMLも変更出来るよ!

変化を確認出来るのはCSSだけはありませんでした。
なんと、HTMLでも同じように変更を加えることが出来ます。

デベロッパーツール説明画像15
HTML部分を直接編集
デベロッパーツール説明画像16
適当なタイトルに変更!
デベロッパーツール説明画像16
捏造ができる!・w・

捏造はアレとしまして、こんな風に変更を加えることも可能です。

こちらも当然、実際には編集していませんので、気に入った状態にあとからHTMLを編集する必要があります。

デベロッパーツール説明画像17
ダメ、絶対


あとがき

他にも色々な機能があるのですが、まだそこまでは使い込めてないというか、勉強出来ていないので、細かくは説明出来ないんですが、ここまでの機能でも、相当に使える事が分かります。

他の機能としては、例えば、使われている画像、スクリプト、CSSを確認したり・・・。
まぁこれは、拡張機能「Pendule」を使ったほうが見やすいので、個人的にはそちらをオススメしますが・・・

【Web開発の人にも、ブログのデザインを変えたい人にも必須!なChrome拡張機能「Pendule」 - sunabox】

なんといっても、かなり使いやすくて、これが標準機能で組み込まれてるのが信じられないくらいです。Googleさん太っ腹!?


関連記事を足そうとするときや、テンプレートで設定されている背景を消したりして、独自のデザインに変更する時などには、重宝しまくりな機能なので、もし、コードのアルファベットを見た瞬間「あ、これは難しいそうだ」と敬遠していた人は、是非簡単なところだけでも覚えて使ってみてください。

「どこにコードを入れたらいいの?」「パーツのデザインを変えたいのに、このパーツってHTMLのどこ?」なんて悩みが一気に解決に近づきますよ!

それではまた!

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