前回投稿(Click New Tab)でちらっと、radeon5770を使用していることには触れたんですけど、グラフィックボードは『MSI R5770 Hawk』を使ってます。
丁度PCを新調した頃にFF14のOpenβの開始がアナウンスされて、ベンチマークソフトも公開されたんです。もちろんすぐに走らせてみたところ、どうもスコアが悪い・・・カクカクする(・・
PCのスペックが・・・と言ったらそうなのかも、と思いつつあんまり納得いかなかったので、CCCでGPUクロックとメモリクロックを確認しながらベンチしてみると、負荷がかかるところでは最大の「GPU875Mhz メモリ1200Mhz」かかってるものの、あまり負荷がかからないところでは省電力モードっていうのかGPUクロックとメモリクロックが落ち込み、それに合わせて画面までカクカクしてしまっていることが判明。
それで調べたところ、radeonのグラボでは(?)クロック固定するのが有効との事で、早速実行してみたわけです・w・
ちなみに、方法としては・・・
- ① CCCのプロファイルタブから「プロファイルマネージャーを選択」
- ② 適当な「Game」などの名前でプロファイルを作成。そうするとC:\Users\ユーザ名\AppData\Local\ATI\ACE以下にxmlファイルが作成されます。←Windows Vista または7使用時。
- ③ 作成されたxmlファイルをメモ帳などで開いて・・・
この中の「feature name="CoreClockTarget_0"」の部分がGPUクロック。
「feature name="MemoryClockTarget_0"」がメモリクロックです。
それぞれの下に展開されている
- 「property name="Want_0" value="xxxxx"」
- 「property name="Want_1" value="xxxxx"」
- 「property name="Want_2" value="xxxxx"」
この文中の"Want_0"の部分が低負荷時、1が中負荷、2が高負荷時の設定ですので、固定にする場合は、GPUとメモリのvalueに続く数値を高負荷時の数値に合わせます。←数値は各グラフィックボードによって変わります。
・・・と、その後はファイルを上書き保存して、CCCからプロファイルをアクティブにすればOKです。
ちなみに画像中の「feature name="CoreVoltageTarget_0"」の行はコア電圧の設定になります。
電圧関係はあんまりいじるのが嫌だったので変更してません・w・
これでFF14のベンチソフトを走らせたところ、クロックの落ち込みは解消することができました。
が・・・
この時使っていたcatalystのバージョンは10.5だったんですけど、そのあとバージョンが進んで・・・、10.8くらいになったころにドライバのアップデートをしたところ、プロファイルをアクティブにした時点でディスプレイがブラックアウト、真っ暗になってしまう状態になってしまいました(・・
Windows自体がフリーズしたわけではなさそうなんですが、どっちにしても操作できるもんでもないので対処をしていったところ、ディスプレイドライバは10.8に。CCCバージョンは10.5のままにしたところ、プロファイルの適用が可能になっていました・w・
んでもって。そろそろ直ったか?って期待しつつ今回catalyst10.12をCCCも合わせて(CCC2プレビュー版にした)入れたところ、しっかりブラックアウト。
んでも、リネージュ2を起動して確認したら、ちゃんとGPUクロックメモリクロックともに最大値になっていたし、気になる描画落ち込みもないようなので、もうこのままいくことに・・・。
クロック固定したら、いつでもしっかり走ってるって安心はあるけれど、ドライバアップデートの度に、ちゃんと設定できるかどうかを考えるのは疲れますw
ベンチマークソフトって使うことほとんどないので。
ちなみに、プロファイルを変更してフリーズしたり、ブラックアウトした場合は、PC本体のリセットボタンで再起動するか、windowsが生きてる場合は「windowsキー→十字キーの右一回→Enterキー」の順に押してシャットダウンさせたさせるといいです・w・
再起動すれば、プロファイル適用前の状態になります。
そういえばこの方法、毎回プロファイル適用の操作が必要になるので、結構忘れたりしてましたw
でも、CCCの起動時の設定をいじると、フリーズした時面倒なので・・・。
ところで、catalyst10.12で、CCC2ではない従来のCCC10.12の方をいれたところ、わたしの環境では、CCCの起動ができませんでした(・・
もういい、、、CCC2で一応動くしw
あ、CCC2でプロファイルによるクロック固定を試したいって人は、CCCのメイン画面からサイドバーのプリセットを選択「プリセットの追加」をすると同じようにC:\Users.....にprofileフォルダが作成され、その中にxmlファイルが作成されます。
クロック固定は自己責任でっ!・w・
リンク
■AMD catalyst入手←64bit版(全部入りはAMD catalyst packegesタブ、個別はIndividual Downloads)■MSI R5770 Hawk
「1/23追記」
文中の、表示されてなかった説明文を修正しました。
あと、後日catalyst10.8を再度インストールして、クロック固定を試みてみましたが、やっぱりブラックアウト(CCCverも10.8)R5770 Hawkでクロック固定する場合、環境によりますが、わたしの場合だと10.5以前のcatalystで設定しないとどうもうまくいかないようです。
ただ、ゲーム中などのクロック表示はCCCで確認するだけだと、クロック上昇できてないようにみえて、GPU-Zなどで確認するとちゃんと上昇確認できる場合もあるようなので、CCCだけでの確認で、あがってないって思うのはあんまりのようです。
ベンチマーク動かす人にはクロック固定は必要ですが、まぁ、わたしの場合ベンチマーク動かすことがもうなくなってしまったので・s・
あと、CCCが起動できないって場合、やっぱり前のcatalystの残骸が残っていてってのは身近にあるようで、Driver cleanerなどで処理をすると起動できました・w・
ってわけで、今はVer10.8で稼働中ですw
更に追記「2012/4/24」
R5770 Hawkのクロック固定。
わたしはすでにGeforceに浮気したんですが、R5770使用時の後半、最終的には「aditest」という、どうも2ちゃんねるの、確かRadeonスレの中の人が作ったツールを使ってました。
クロック固定というより、PCが高負荷で動作していると「擬似的」に判断させるツールだったと思います。多少コマンドプロンプト画面での操作だったりしますが、扱いは難しくなかったです。
注意点は、設定した後、元の設定にツールで戻してからPCシャットダウンしないと、再起動時にブラックアウトします(高負荷時のクロック設定で起動となるため?)
なんか最終手段に近い気もしてしまいますが、気になる方は【"adltest"】で検索してみてください。
ツール自体もアプロダにあがってあるものなので、自己責任でお願いします。
とりあえずは、わたしは問題なく使用していました・w・
とか書いてたら、一応後日ブログに書いてました。
■【グラボ設定現状・・・の少し前の書き忘れ(クロック動作モード固定について) | sunabox】(Click New Tab)
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